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2020年2月:「マイガーデニング」を共同開発

☆ 株式会社クイックガーデニング(本社:東京都府中市)と当社は、スマホやPCで庭の建物、庭木、花壇などの配置を再現し、庭木の植栽や剪定履歴を保存する植木カルテを利用して剪定や消毒のプランを作るなど、庭の手入れを手助けするクラウドサービス「マイガーデニング」を共同開発し、2月15日リリースいたしました。

☆ マイガーデニングは、庭にある建物、庭木、芝生、植込み、花壇、玄関スロープや車を自分でスマホ画面に立体的に配置することができます。 さらに庭木の樹種名、植栽時期、栽培記録、写真などを見る事ができるので、どのように庭をきれいにするか、新たな庭木の植栽、剪定や伐採のプランを、家族などと共有しながら、何度でも試すことができます。さらに、遠方に暮らす家族が実家の庭の管理をする、マンションやアパートなど集合住宅、ホテルや施設等の植栽管理まで様々な用途に使えるツールです。

2019年11月:農業テクノロジー講演

☆ 11月10日:岐阜県加茂郡八百津町は、2020年のオリンピック・パラリンピックで、イスラエルからのホストタウンとなりました。11月9日ー10日開催の産業文化祭では、イスラエル関連のイベントを企画。当社も「イスラエルと農業テクノロジー」の講演を行う機会がありました。

講演スライドあります。お問合せください。

2019年6月:Agrisrael4.0@イスラエル

☆ 6月24-27日、イスラエルの輸出振興機構主催の「Agrisrael4.0」が、イスラエルテルアビブ市内で開催されました。“4.0”は、データ化・コンピュータ化を目指す昨今の言葉からとられ、初めての試み。

プロフエッショナル・セミナー、ライブ・デモ、B2Bミーティグ、オンサイト訪問が行われ、参加者500名、海外34ヶ国から250名でした。

詳細レポートあります。お問い合わせください。

2019年4月:いすみ市プロジェクト

☆ 4月16日、千葉県いすみ市でオリーブ栽培とアグリスマートAIの実証プロジェクトが始まりました。

温暖な気候で知られる房総半島にあるいすみ市は、市の観光大使八波さんの「次世代の農業を考えよう」との提案を受け、オリーブ栽培と最先端の自動潅水液肥システム(アグリスマートAI)の実証プロジェクトをスタート。

オリーブの苗木、栽培支援は株式会社オリーブガーデン、潅水系統は株式会社サンホープがそれぞれ担当、当社は自動潅水システムを提供しています。

4月16日、約3千㎡の実験圃場で、市長を始めイスラエル大使館経済公使など50人を超える関係者が集い植樹式が行われました。

2018年11月:世界の最新動向講演

☆ 11月15日、株式会社ビジネス工房が主催するNBM研究会で「アグリテックの最新動向とアグリスマート」と題して、講演を行いました。

講演スライドあります。お問い合わせください。

2018年5月:アグリテック@イスラエル

☆ 2018年5月8日ー10日、イスラエルで最新農業関連技術の展示会「第20回アグリテック」が開催されました。世界49ヶ国の担当相、50ヶ国からの参加者。テーマは、”世界の人口増と食料危機の課題に取り組む”ことです。

☆ 農業+技術+イノベーション=イスラエルと言い、イスラエルには500社を超えるアグリテック企業があると言います。12のテーマ別カンファレンス、展示会には実際137社の出展、6つのテーマ別現地視察ツアーがありました。

☆ 世界の人口は、2050年までに24億人増え60%の食糧増産が必要となるが、耕作適地は減り40億人分の水が不足すると言われています。一方現状は、水の70%は農業に使われ、20%の農地が潅水されています。しかし大半の潅水は非効率で75%以上の水を無駄にしています。多くの国にとって水資源は当たり前でない限られた資源で、効率的な灌漑は資源の節約、経済性からも重要課題です。

☆ 基調講演と11のテーマで2日間に亘って行われたカンファレンス。

家族・小規模農業
作物被害と植物保護
グローバルプロジェクト
アフリカ
スマート農業水資源と潅水(品質)
水資源と潅水(運用・経済)
地域農業経済
土壌
乾燥地域の農業
作物

☆ 展示会場には130社以上の技術・製品展示。

☆ 50年前にドリップ式潅水技術を発明し業界最大手のNetafim社は、“世界初のブレインを持った潅水システム”と謳ったNetBeatを発表。これは栽培環境をセンサーでモニターし、その情報を分析、潅水・液肥を自動的に制御するというもの。

☆ 他社からも果樹やトマトの実の大きさをセンサーで測る、果樹の幹の樹液の流れを測る、土壌の酸素状態を測るなどの製品がありました。

☆ これからは栽培環境や作物からのデータを集めそれを分析することで、与える水と肥料の量を最適化し、農業の生産性をより向上させる「農業のビッグデータ」の時代です。

2018年2月:Reinvent 新規事業にあわせ社名刷新

☆ 当社は、2015年10月設立の株式会社オリーブスタイルを引継ぎ、最新のインターネット、センサーネットワーク技術を生かした最先端の農業・園芸業界向けのクラウドサービスを提供する会社として再出発することになりました。

☆ ”Unmanned Farming”を提唱し、「植物の力を最大化・人の作業量を最小化」できるようなIoT(Internet of Things)サービスを提供する会社です。

2017年11月:フロリダで見た農業・園芸・ゴルフ場もインターネットの時代

☆ 米国イリゲーション(灌漑)協会が主催する“イリゲーションショー2017”が11月6-10日、米国フロリダ州オーランドで開催されました。

☆ 地球の水の98%は海水、2%の淡水も大半が北極南極の氷で人間が使えるのは僅か1%以下。多くの国にとって水資源は当たり前でない限られた資源です。1Kgの穀物の生産には1トン以上の水が必要と言われ、適切な灌漑は資源の節約、経済性からも重要課題です。

☆ イリゲーションは、ランドスケープ(景観や園芸)、農業、ゴルフ場の3っの分野に分けられ機器やサービスが広がっています。どの分野でも無線で繋がるセンサーや潅水機器、さらにインターネットを介すクラウドサービスを米国、イスラエル、オーストリア、ベルギーなどのメーカーが展示しました。

☆ 展示会と並行して進むテクニカルプログラムでは、米国農務省傘下で国家プログラムを進める研究機構ARSが、センサー、インタネットを利用した最新の灌漑技術の事例のいくつかを発表。

☆ センサーで把握される天候や土壌の情報や潅水機器を制御する指令はメーカーや機器毎に異なっています。米国では、2011年からイリゲーションを正確に行うために情報形式の標準化の検討を始め、間もなくその仕様第1版が公開される予定です。その後国際標準ISOとなるように計るとのことで、アグリテックでも米国主導が進んでいます。

☆ 詳細レポートがあります。お問合せ下さい。